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2008/7/18 金曜日キッチン特集(4)

キッチン特集(4)

近頃のキッチン事情

   一昔前のキッチンというのは、先にも紹介した通り、住まいの中心とは程遠い位置づけにされてきました。
それは単に、男性は働き、女性は家事をするものという偏見が住まいの中でもキッチンの立場をそうさせたものでありました。
しかし現在は、女性も社会に進出するようになり、男女平等という概念が一般化され、それに合わせるように、住まいの中のキッチンの有り方も変わってきました。
キッチンがリビングと一体化を図るように配置され、その素材感もインテリアの一部として機能するように様々な面材が生まれています。
ここでは最新のキッチン事情についてご紹介致します。

 

面材・カウンター

   洗練度の低いステンレス製のカウンターに、ポリ化粧板の扉材という昔ながらの定番に加え、様々な機能と色のバリエーションを兼ね備えた面材が増えています。
特に、メンテナンスのしやすさ、という観点から、扉面材にシリコンコートを塗装したものなど、拭き掃除で汚れが簡単に落とせるものが非常に多くなっております。
カウンターも清涼感・透明感のあるクリスタルカウンターやコーリアン等の人造大理石、汚れを付きにくく加工したステンレス製、造作では木の上に撥水塗装を施し、木の風合いを生かしたもの、天然石、コンクリート打ち放しの仕上げ等のバリエーションがあります。

設備機器等

  日進月歩、というように設備機器は凄まじい勢いで進歩しています。
一番大きな変化を遂げたのは、ガスによるコンロだけでなく電気ヒーター式のIHも一般化され、調理機器の選択肢が増えたことではないでしょうか。
火を使わない安全性、またオール電化にすることでの電気料金の値下げ等、またビルドイン型の食器洗浄乾燥機・レンジオーブンが定番になりつつあります。
その他、便利機能として、高くて手が届かない吊戸棚に電気式の昇降機能が付いたもの、レンジとオーブンの両方の機能を持ったオーブンレンジ、手をかざしただけでセンサーで吐水・止水ができる水栓、地震対策の収納ラッチ、調理油加熱防止・立消え安全装置の義務化による全口安全センサーの設置、ビルドイン型の浄水器等、数多くの設備が生まれています。
一番最新のトレンドとしては、電動化された引出しです。
これは両手がふさがっているときなど、膝で引出しを軽くタッチすると自動で引き出されてくるというものです。
また、多くのお客様からディスポーサーの設置を希望されるケースが多々ありますが、マンションの場合はほぼ不可、戸建の場合も地域によっては不可能なケースがあります。
ここでディスポーサーについて簡単にふれると、これは日常の生ゴミをシンク下部に設置されたディスポーサー(粉砕機)で処理し、そのまま下水に流せる、というものなのですが、ディスポーサー設置の為の設備を備えていない場合、既存配管に対して、それらが詰まったり、下水本管までの間での滞留による悪臭等の理由により禁止されているケースが多いということです。

 

キッチンメーカー

 

国産で主流と言えば、TOTO、INAX、TOYO KITCHEN、YAMAHA、クリナップ、サンヴェーブと言ったメーカーです。
最近の国産メーカーも、各々いろいろなマテリアルを生み出しており、一言で特徴をと言っても、中々言い切れるものではありません。
インターネットで各メーカーを検索しますと、各地にショールームがございますので、実際に足を運ばれてみると良いと思います。
体感こそが、全てを決定づける要素です。
国外の、ちょっと高品質でこだわりの、という方には、Poggenpohl、Miele KITCHEN、Zeyko等があります。

その他設備メーカー

設備機器

・Miele
・AGE
・GAGGENAU
・ASKO

 水栓

・HANSGROHE
・Kohler
・GROHE
・TOTO
・INAX

 業務用キッチン

・HOSIZAKI
・フジマック

ここまで全4回のキッチン特集をお送りして参りましたが、いかがでしたでしょうか。
古いキッチンを新しくした事で料理をするようになった、料理が楽しくなった、なんていう話も良く聞きます。
人々の『食の生活』を支えるキッチン、これを機にキッチンと住まいの関係を見直してみるのも良いかもしれません。

それでは今後の特集、乞うご期待!!!!!